社会人の英語・基礎からの参考書

社会人(大学生)の「英語の基礎」という言葉の定義は難しい、

という記事を過去に書きました。

中学英語から学ぶ場合では、大きく分けて2つのスタート地点があります。

 

今回は、本当に最初から、つまり

中一の初めから英語を勉強し直す場合のオススメ参考書(問題集)をご紹介します。

社会人の英語・基礎からの参考書オススメ

ベレ出版から出ている

『中学3年分の英語やり直しワークシート』です。

 

一般の中学復習系の本との違いは、中一で学ぶ範囲に大きくページを割いていることです。

 

中一で学ぶ最大の文法事項は

  • be動詞(現在形)
  • 一般動詞(現在形)

一般の中学復習系の本ではbe動詞、一般動詞は、2年生範囲のbe動詞、一般動詞の過去形まで含め、解説と問題を合わせ数ページという構成のことが多いです。

 

しかし、この『中学3年分の英語やり直しワークシート』では、76ページを中一範囲の動詞と一般動詞の現在形に割いています。

 

もちろん、上記の分野をそれほど復習が必要ない方であれば、一般的な数ページの解説の参考書・問題集で良いとおもいますが、中一の基礎が曖昧な方には、76ページ分の解説と問題は大きな力になってくれることと思います。

 

社会人の英語・基礎からの参考書オススメ(弱点は?)

一方で、中2の文型、動名詞、不定詞、比較、接続詞などから中3範囲の文法事項については、

ある程度勉強の進んでいる方には、易しすぎるかもしれません。

 

全体として、本当にゼロから、つまり始めて英語を学ぶ方向けに書かれていますので、

上記の文法事項は、最低限知っておきたい部分(公立中学の教科書レベル)にとどまっています。

 

中学英語の知識はあるもののすこし中学英語を復習をしておきたい、

という方とっては少し易しすぎるかもしれません。

社会人の英語・基礎からの参考書オススメ(+α)

 

『中学3年分の英語やり直しワークシート』を終えた後は、高校レベルの参考書に入る前に、一般的な「中学の英語復習」系の本に取り組んでみることをオススメします。

理解度が全然ちがってくると思いますし、すこし難しめの事項(高校英語への橋渡し)も学べます。

 

私の授業では

『新中学問題集』という塾用教材を使っています。

塾用なので、一般の方は購入できないのですが、今はフリマサイトなどでも見つけることができます。

※購入は自己責任でお願いします。また、解答がついているか確認してください。