社会人英語 やり直し 参考書

社会人が英語を やり直しをする場合の 参考書について、考えてみたいと思います。

 

英語家庭教師として、中高生に英語を基礎から教えている者の立場からすると、

英文法は「問題を解きながら」「手を動かして」覚えてゆく勉強の仕方が良いと感じます。

 

確かに、社会人向けの『中学高校英語を短期で復習』系の本は便利です。

しかし、知識をインプットしてゆく際、例文を暗記するだけのタイプの本が多く、

練習問題があったとしても本当に少しだけ、ということが多いです。

 

しっかりと腰を据えて勉強をし直したい場合は、ドリル的な要素、

つまり演習問題を豊富に含んでいる本がお勧めです。

 

問題を解くことで、覚えた知識をアウトプットしながら進められますし、

解いた問題の量が目で確認できるため達成感もあり、勉強の継続という観点からもお勧めできます。

中学生用の参考書

中学生用の参考書・問題集は、英語を基礎からインプットできるのでお勧めです。

 

もし、手に入るのであれば塾専用の問題集は、演習量が豊富なためお勧めです。

 

お勧めは『新中学生問題集』、とくに3年生用は受験を踏まえ1~3年までの範囲を含んでいる為、中学英語の全体の復習が可能です。

第一教科書

上記の『新中学生問題集』は塾専用の教材のため、一般の方には手に入りません。

 

しかし、同じような塾用教材を、東京・大久保の第一教科書というお店で手に入れることが可能です。※新中学生問題集は、第一教科書さんでも取り扱いがありません。

 

過去に使ったことのあり、第一教科書さんでも入手可能な問題集は、

『シリウス21(標準編)』という本です。

基本的な文法事項の解説がしっかりしていて、それを見ながら問題をとくことができます。

また、『ジャック21(標準編)』というシリウスとセットで使える、問題演習中心の本もあります。

※買いに行く前に、取り扱いがあるか第一教科書さんに念のため確認してください。

 

中二の参考書から復習

学年別に分かれている参考書の場合、英語をゼロから復習する方以外は、

中二の参考書からの復習が良いかと思います。

 

中二では、比較、不定詞、動名詞、接続詞などの英文を読むうえで欠かせない文法事項を学びます。

 

be動詞や一般動詞(現在形)の文やその疑問文・否定文を一から復習したい場合は、中一からの復習が必要です。

 

いづれにしても、目次を見て自分の不得意な項目があるかを確認してから、購入してください。